外干し派の方でもブラージャーだけは部屋干ししている人も多いのではないでしょうか。今回はそんな普段から部屋干しをしていない人に特に注意して頂きたいポイントをご紹介します。
ブラジャーが部屋干しで臭い原因

ブラジャーは季節やお天気に限らず、防犯上や人目につかない場所を好む方が多いアイテムです。そのためブラジャーだけは部屋干しをしている人も多いのではないでしょうか。
しかし、ブラジャーは繊細にできているため手洗いを推奨されていたり、脱水をしすぎるのも良くありませんし、乾燥機なんてもってのほか。
更にはカップにパッドがついているものだと水を吸収しやすかったりもします。そのため臭いの原因である生乾き状態になりやすいのです。
生乾きを防ぐには干す前にしっかり水分を取り除くこと。そうすることによって部屋干しの臭いの原因である「雑菌」の繁殖を防ぐことができます。
雑菌の元となるのは主に以下の3つが考えられます。
- 皮脂や汗が落としきれていない
- 洗剤の洗い残し
- 洗濯槽の汚れ
②と③についてはブラジャーに限らず全ての洗濯において言えることです。洗剤や柔軟剤が規定量よりも多すぎたり、すすぎ回数が1回だと落としきれず繊維に残ってしまう場合があります。
洗濯槽ももちろんそうした汚れが付いて残ってしまうと、カビや雑菌の元になってしまいます。専用のクリーナーで月に1回を目安にお手入れをしましょう。
特にブラジャーのお洗濯で気を付けたいのが、①の皮脂や汗などの汚れが落としきれていないことです。下着は直接肌に触れるものなので、思っている以上にこれらがついてしまっています。
洗濯機派、手洗い派も関係なく着用したらすぐに洗うことを心がけましょう。
デリケートなものなのでおしゃれ着用洗剤や中性洗剤の使用を推奨されていますが、たくさん汗をかいた日は汗や皮脂汚れに強い弱アルカリ性の洗濯洗剤を使ってみるなど洗剤を使い分けするのもの一つです。
またこれらの汚れが緩みやすい約40℃のぬるま湯で洗うのもおすすめです。最後は乾いたタオルに挟んでしっかり水分を取ることも忘れずにしましょう。
部屋干しでのブラジャーの干し方

部屋干しであっても外干しであってもブラジャーの正しい干し方は2通りです。
- 左右のカップの中心で2つ折りにし、ハンガーにかけて干す方法
- ブラジャーを逆さまにして、アンダー部分の2カ所を洗濯ばさみで留めて干す方法
これらに加えて、ワイヤー部分は洗濯バサミで挟まないように避けることや、ホックはひっかけて傷めないように留めておくのもポイントです。
基本的に上方向から乾いていくため、縦に長く干してしまうと下の方が乾くまで時間がかかってしまいますのでその点も理解しておきましょう。
取り外しのできるパッドは入れたままだと乾きにくく、型崩れを起こしてしまいます。洗濯も含めて別にしておきましょう。
肩紐のストラップをかけることや、一カ所で留めることは重みが集中してしまい型崩れの原因になってしまいます。
特に一カ所で留める方法は重みだけでなく、水分も集中してしまうため乾きにくくなります。
次に、干す場所についてです。部屋干しといえどもお部屋のどの場所でもOKということではありません。
生乾き状態にさせないためには洗濯時の脱水でしっかり水分と取るだけでなく、風通しの良い場所で5時間以内に乾かすことがポイントになってきます。
基本的にお部屋の隅よりも中心の方が空気の循環が良く、風通しが良いため部屋干しに適しているとされています。
しかし、家族と言えどもブラジャーを部屋のど真ん中に干すなんて抵抗がありますし、急な来客など慌ててしまわないようにしたいですよね。
そんな場合は浴室がおすすめです。お風呂に入りながらブラジャーを手洗いする方にとっては動線も抜群です。
浴室は入浴後びしょ濡れになった浴槽や床や壁をしっかり乾かせるように換気扇がついていますので、ブラジャーも効率的に乾かすことができます。
また、乾燥する季節は寝室もおすすめです。寝室なら一番目につかないお部屋なので気にならない方も多いのではないでしょうか。寝ている間、加湿器の役割にもなってくれるので一石二鳥です。
一番場所としてはやりがちなカーテンレールにひっかる方法ですが、これはおすすめできません。カーテンにはホコリや花粉などの小さな汚れが数多く付着しています。
せっかく綺麗にお洗濯をしたところに汚れを付けてしまいますのでこれだけはやめておきましょう。
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