日々のファッションに欠かせないTシャツ。気軽に着られるだけでなく、そのカジュアルさから幅広いシーンで活躍します。ですが毛玉ができると、だらしない印象を受けたり肌触りが悪くなったりとデメリットも。
そこで、毛玉の原因や予防するためのアドバイスをご紹介していきます。
Tシャツに毛玉ができる原因と防止方法
毛玉は、着用中や洗濯をする時に摩擦が発生し繊維が絡まることでできます。特にアクリルやポリエステルなどの化学繊維は、天然繊維と比べて繊維の表面が滑らかで均一なので、他の繊維との摩擦に弱い特性があります。
そこで毛玉を防ぐために5つの方法をご紹介。
- 裏返して洗濯ネットに入れる
- 柔軟剤を使う
- ドライコースで洗濯する
- 洗濯物を詰め込み過ぎない
- 2.3日休ませる
■裏返して洗濯ネットに入れる
Tシャツを裏返して洗濯ネットに入れることで繊維を保護し、Tシャツの表面が直接摩擦を受けにくくなります。特にデリケートな素材や、プリントやビーズなどの装飾がされたデザインのTシャツを洗う際には、毛玉を防ぎつつ、破損を防ぐ効果があります。
■柔軟剤を使う
柔軟剤は繊維に薄い膜を形成し、表面を滑らかにする効果があります。これにより、衣類同士の摩擦を軽減し毛玉の発生を抑制することができます。ただし、柔軟剤を使用する際はたくさん入れ過ぎないように、洗濯表示に従い適切な量を使いましょう。
■ドライコースで洗濯する
洗濯機のモードをドライコースに設定することで、衣類の繊維にかかる負担を軽減し、毛玉の発生を防ぐ効果があります。特にデリケートな素材や混紡糸のTシャツを洗濯する際には、ドライコースを選択することがおすすめです。
■洗濯物を詰め込み過ぎない
洗濯機に洗濯物をたくさん詰め込むと、衣類同士の摩擦が増加し繊維に負担がかかります。また、しっかり洗えず汚れ残りの原因にもなるので適切な容量で洗濯し、衣類が適切に動くスペースがしっかり確保されるようにしましょう。
■2.3日休ませる
同じTシャツを連続して着用すると、その分Tシャツにも負担がかかります。そのため、Tシャツを2〜3日程度休ませて、繊維が元の状態に戻る時間を確保することがおすすめです。
Tシャツの毛玉の取り方

毛玉ができた時は、毛玉取り器を使うことでラクにお手入れできます。毛玉取り器を使う際は、刃が服に刺さらないようにTシャツを平面なところに広げて軽い力でゆっくりと動かしましょう。
毛玉取り器がない場合は、ハサミで切ったりカミソリで毛玉を取る方法もありますが、この場合も誤ってTシャツを切ってしまわないように注意してください。
クリーニングでTシャツの毛玉取りは可能か?

大体のクリーニング店で毛玉取り対応が可能です。また、クリーニング店によっては、無料で毛玉を取ってくれる場合もありcoromoeでは無料で行っております。(事前に毛玉の箇所をスタッフへお申し付けください。)
毛玉取りを依頼する場合は、毛玉取りをしてもらえるか、料金はかかるのか事前に確認することをおすすめします。デリケートな素材や装飾がある場合も、事前にクリーニング店のスタッフへ衣類の状態や素材について相談し、最適な方法を選ぶようにしましょう。
これらの知識を活用して、愛着のあるTシャツを長く美しく保つ方法を見つけてみましょう。
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